いよいよコンクリートブロックに設置していきます。
大型のドリルで穴を開け、プラスチック樹脂製のアンカーを埋め込み、
ネジで固定していきます。
ドリルで開ける穴は40箇所!
体力的にも山場、気合を入れて臨みます。
ドリルで開けた穴にアンカーを打ち込んでいるところです。
ここにズレないように板を貫通させてネジを打ち込みます。
ドリルの作業は両手が塞がるので写真が撮れませんでしたが、
昔の銀行強盗が金庫を乱暴にぶち破ろうとしているイメージです。
だんだんゴールが見えてきました。
中古の足場板は建材ではないので、厚みだったり反りがあったり
1枚1枚微妙に違いがあります。
個性的な板が大きくズレないように、確認しながら打ち付けていきます。
完成しました!
傷のある足場板も、どうしても歪んでしまうところも、微妙にズレているところも
すべて「味」として満足できる仕上がりです。
ビフォー。
アフター。
ミライファクトリーの顔つきも変わりました。
ウッディな質感が、落ち着いた雰囲気を作り出してくれる気がします。
エントランスに向かうまでの僅かな間ですが、少しでもドアを開ける
ワクワク感が高まったらうれしいです。
実は、コンクリートブロックから20cmほど高く板を設置しています。
このスペースに何をディスプレイしようか、また新しい楽しみが増えました。
ミライファクトリーのリノベーションにはゴールがありません。
いじればいじるほど、やりたい事が増えていきます。
完成図をイメージして、素材を選んで、施工方法を考えて、材料を揃えて、
工程を決めて、時間を作って、気合で仕上げる。
すべての過程がとっても楽しく、充実した時間になりました。
今回は全て有り物の材料、工具を使いましたので費用はゼロ円。
お金をかけなくても楽しめることはたくさんありますね。